会社概要
足廻り機能部品メーカーとして、グローバルに展開している㈱エフテックの九州拠点として、自動車の機能である”走る”、”曲がる”、”止まる”、走るに欠かせないブレーキペダル及び自動車のボディとシャーシを支える冷間鍛造部品の製造・販売を主に事業展開しています。
PEDAL事業の強みは、人に頼る作業を正としていた組付けを”無人化”することで、コスト低減、省人化を目指しています。
冷間鍛造事業の強みは、製品設計、仕様提案、工程改善により、競争力あるコスト提案を武器とし、顧客より信頼を受けています。
設備情報
当社では、厚さ0.6㎜～8㎜までの鋼板を成形型（部品形状を形取った金型）を使用し、プレス機で圧力をかけ要求される形状に成形を行っています。現在は110tプレス機、250tプレス機（PRG）、500tプレス機（PRG）の3台保有しています。
当社では、プレス成形された部品を要求される状態にするため、アーク溶接、スポット溶接、プロジェクション溶接の工法を用い接合を行っています。
当社では、外径φ33㎜までの線材を成形型を使用し、常温のままパーツフォーマー（冷間鍛造機）で、要求される形状に成形を行っています。冷間鍛造技術は、成形の自由度は熱間や温間より低いですが、表面の仕上がりが良く、寸法精度が高い工法です。 そのため、後加工が不要か、研削だけで済む場合もあるため、低コスト大量生産に向いております。
当社では、冷間鍛造した後の2次加工として、一部の部品で、NC旋盤を使用し、めねじ切りを行っています。旋盤は、回転している材料に刃物を当てて、円柱や円筒形状の部品を削る工作機械ですが、バイトと呼ばれる刃物は前後方向と左右方向に動かすことができ、その操作を1方向だけの自動送りを可能とし、材料の回転やバイトの動かし方をコンピュータ制御としたのがNC旋盤加工です。